はだしの猛特訓!プロ4年目の中日・根尾昂が一軍定着へアピール
プロ4年目の中日・根尾昂外野手(21)が連日、早出練習で中村打撃コーチの熱血指導を受けている。
スパイクもストッキングも脱いで、中村コーチがあげるボールをはだしで打つ。通常のティー打撃ではなく、ボールをあげるタイミングが不規則だ。「ああ、惜しいな~」と叫ぶ中村コーチに度々、苦笑いを浮かべる。1本足でいかにとらえるか。下半身の粘りを養うための特訓である。
午後から行われた紅白戦では1番レフトでスタメン出場。第1打席でいきなり右中間二塁打を放った。特訓の成果が表れたのか。腰の入った、いいスイングだった。
2018年、ドラフト1位で入団。毎年、期待されながら1軍に定着できないまま4年目を迎えた。立浪監督からは右翼手での起用を明言されているが、レギュラー獲得のカギとなるのは、バッティングである。“はだしの特訓”で足場を固めて、今年こそは1軍のグラウンドに立ち続けてほしい。(デイリースポーツ・開出牧)