選手の名前を挙げて涙も-最後は“矢野ガッツ締め”!
時折沈黙し、唇を震わせながら声を絞り出すように4年間を振り返った阪神・矢野燿大監督。TV、新聞記者の質問に、ゆっくりと丁寧に受け答えした。
15日に行われたオーナー報告と退任会見。この4年間に想いを巡らせ、目を潤ませる監督にレンズを向けるとこちらも胸が熱くなった。とくに、1年目の日本ハム戦で勝利に貢献した梅野隆太郎、高山俊、北條史也、原口文仁の名前を挙げながら言葉を詰まらせた。
最後は花束を手にして「こんなんも最後やから」と言って、“矢野ガッツ”を披露しながら笑顔。就任時からずっと見てきたが、とにかくファンを大事にする監督だったな、とつくづく思った。
矢野監督、4年間お疲れ様でした。ゆっくり休んでください!(デイリースポーツ・田中太一)