決めたのは“無敵の中川”! 中嶋監督と歓喜の抱擁

 「パCSファイナルS・第4戦、オリックス3-2ソフトバンク」(15日、京セラドーム大阪)

 歓喜のサヨナラ勝利で、2年連続の日本シリーズ進出を決めたオリックス。最後に試合を決めたのは、昨年のリーグ優勝時やポストシーズンには不在だった男・中川圭だった。

 鷹の守護神・モイネロのスライダーに食らいつき、左前に自身初のサヨナラ打。待っていたのは歓喜のウオーターシャワー。そして自身を「無敵の中川」と称し、期待し続けてくれた中嶋監督の胸に飛び込んだ。

 2年分の思いが詰まった、感無量の表情。その瞬間、撮影しているわれわれカメラマンも、熱く込み上げてくるものがあった。

 昨季は届かなかった日本一へ、相手は再びヤクルト。頂上決戦でも、“無敵の”67番の打棒爆発に期待だ。(デイリースポーツ・高部洋祐)

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