ロッテ・佐々木朗希が見せた、日本ハム・伊藤大海との“絆”を感じる固い握手

笑顔を浮かべながら日本ハム・伊藤大海に向かって走るロッテ・佐々木朗希=4日、ZOZOマリン(撮影・開出牧)
“侍ジャパンの絆”だ!試合前の練習中に三塁側ベンチ前に現れた日本ハム・伊藤大海(左)に駆け寄り握手を交わすロッテ・佐々木朗希=4日、ZOZOマリン(撮影・開出牧)
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 侍ジャパンの“絆”を感じた。ロッテ・佐々木朗希投手(21)が、日本ハム・伊藤大海投手(25)と固い握手を交わした。

 4日の日本ハム戦(ZOZOマリン)の試合前の練習中だった。外野でトレーニングしていた佐々木朗は突然三塁側ベンチの方向に走り出した。視線の先には5日のロッテ戦に先発予定の日本ハム・伊藤の姿があった。佐々木が長いストライドで駆け寄って両手を差しのべると、伊藤もそれに応じてガッチリと握手を交わした。

 4歳年上の伊藤はペナントレースではライバルチームの主力投手だが、WBCの侍ジャパンのメンバー(投手陣)で日の丸を背負って戦ったチームメートであり、戦友だ。敵味方に分かれても、“侍の絆”は消えない。

 5日のロッテ戦に先発し5回3安打無失点の好投を見せた伊藤。WBCの影響を全く感じさせない見事なピッチングだった。6日の日本ハム戦に先発する佐々木朗は、大いに刺激を受けたに違いない。今季初先発でどんなピッチングを見せるのか。楽しみだ。(デイリースポーツ・開出牧)

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