ロッテ・佐々木朗希 今季初先発初勝利の試合後に見せた、ほのぼのとした素顔を激写

ほのぼのとしたシーンに感動!今季初先発初勝利を挙げ、試合後は金網越しにサインをするロッテ・佐々木朗希=6日、ZOZOマリン(撮影・開出牧)
小さな子供から熱い眼差しを注がれながらサインをするロッテ・佐々木朗希=6日、ZOZOマリン(撮影・開出牧)
試合後、一塁側のフェンス沿いを歩きながらファンの祝福に帽子を取って応えるロッテ・佐々木朗希=6日、ZOZOマリン(撮影・開出牧)
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 ほのぼのとしたシーンだった。ロッテ・佐々木朗希投手(21)が金網越しに小さな子供にサインをサービスした。

 6日の日本ハム戦(ZOZOマリン)の試合後だった。ヒーローインタビューを終え、ライトスタンドのファンの前で恒例のバンザイ。そして一塁側スタンドのフェンスに沿ってファンの祝福に応えている時だ。突然足を止め、金網越しにサインを始めた。スタンド側には小さな子供の姿があり、子供が着ているユニホームのすそを金網の穴から引っ張りだし、猫の額のようなスペースにサインをした。

 この日は、今季初先発で6回1安打無失点11奪三振の見事なピッチングで今季初勝利を挙げた。WBCによる疲労や使用球の違いなどの不安要素を感じさせず、ファンの期待に応える勇姿は素晴らしいのひと言だが、私が一番感心したのは、小さなファンへのサービスだ。石垣島キャンプでも連日、練習後に子供たちにサインをしていた。子供の目線に合わせてしゃがんでサインをする姿が印象的だった。シーズンに入ってもその姿勢は変わらない。

 昨年は記録ずくめの完全試合を達成し、今年はWBCで侍ジャパンの優勝に貢献。国内外にその名をとどろかせているが、おごることなく、チームの勝利のために腕振り、小さなファンを大切にする。進化し続ける“令和の怪物”の、ほのぼのとした素顔が、私は大好きだ。(デイリースポーツ・開出牧)

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