広島・新井監督 人柄にじみ出る阪神関係者との談笑 1727日ぶり甲子園凱旋

 広島・新井貴浩監督(46)が18日からの阪神3連戦で、ユニホーム姿では2018年7月26日以来、1727日ぶりに聖地・甲子園に凱旋。印象的だったのは、続々と“新井詣で”に訪れる阪神関係者に対し、一人一人に和やかな表情で応対する指揮官の表情だ。

 試合前の練習中、赤星憲広氏、鳥谷敬氏ら元チームメートに加え、グラウンド整備を行う阪神園芸のスタッフらとも談笑。阪神での現役時代を取材していた当時が思い起こされ、感慨深い時間だった。

 レンズを通してその人柄がにじみ出たのは、試合中も一緒。劣勢の時でも常に声を張り上げチームを鼓舞。まだシーズンは始まったばかりだが、鯉の背番号「25」と、阪神時代の恩師・岡田監督との優勝争いが楽しみだ。(デイリースポーツ・高部洋祐)

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