まるでコント?ロッテ・佐々木朗希 仲良しのオリ宮城大弥に目もくれず…
まるでコントだ。ロッテ・佐々木朗希投手(21)が、“仲良し”のオリックス・宮城大弥投手(21)とのグータッチをスルーし、笑いを誘った。
18日のロッテ対オリックス8回戦(ZOZOマリン)の試合前のこと。練習を終えて外野から引き揚げる途中で、三塁側に現れたオリックス・山本由伸投手に駆け寄りグータッチを交わした。「日本一の投手」と仰ぐ山本からグータッチを求められ、よほどうれしかったのだろうか。隣でユーモアたっぷりにファイティングポーズでグータッチを求める宮城を、あっさりスルー。前日の試合前にファウルグラウンドに座り込んで仲良く談笑していたのがうそのような“落差”を見せ、周囲の笑いを誘った。
ファイティングポーズをしたまま固まる宮城に目もくれず、山本と談笑を始めたが、去り際には友情を確かめ合うように宮城とタッチを交わす“オチ”を披露した。
右手のマメで登板回避が続いているが、刺激し合える良きライバルとの交流が気分転換になるだろう。WBCで日の丸を背負って共に戦った両投手だけに、野球ネタの笑いコンビを結成しても、きっとおもしろい。(デイリースポーツ・開出牧)