完敗したラグビー日本代表の前に立ちはだかった意外な壁

前半、レフェリーと激突する日本代表・松田力也=5日、秩父宮ラグビー場(撮影・堀内翔)
前半、タックルを受ける日本代表・松田力也(中央)=5日、秩父宮ラグビー場(撮影・堀内翔)
前半、レフェリーと激突する日本代表・松田力也=5日、秩父宮ラグビー場(撮影・堀内翔)
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 「ラグビー・リポビタンDチャレンジカップ、日本代表12-35フィジー代表」(5日、秩父宮ラグビー場)

 前半、フィジーに追加点を許した後、日本代表が反撃を見せる。

 フィールドの中央付近から松田力也が勢い良く走り出すと歓声が上がった。しかしトップスピードに乗った瞬間、意外な壁が立ちふさがった。レフェリーと激突したのである。

 幸い2人は倒れることもなく、松田は方向を変えて走り出したが時すでに遅し。瞬時に押し寄せた猛タックルを受け倒れ込むと、会場を埋めた22137人の歓声はため息へと変わった。

 前半7分にラブスカフニが一発退場となった影響もあり完敗となったが、試合後のセレモニーでは集まったファンから大きな拍手とW杯に向けてのエールが送られた。(デイリースポーツ・堀内翔)

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