みんな夢見た日本シリーズの関西ダービー フィナーレは名将同士の固い握手
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阪神ナインが日本一のペナントを手にし、記念撮影の準備をしている時だった。不意に白い人影が岡田監督の元に近づき、固い握手を交わす。健闘をたたえ合う両監督の姿を見て、胸に込み上げてくるものがあった。
ファンはもちろん、長年両チームを取材してきた、われわれ関西拠点のカメラマンにとっても、この日本シリーズはまさに夢舞台。甲子園、京セラドームは興奮のるつぼと化し、熱狂はこれまで経験したことがないほど最高潮に達した。
佐藤輝の決死ヘッドスライディングで幕を開け、山本由伸の国内最後となる?魂の熱投など、試合の中身も“完璧”だった全7戦。来年もう一度この舞台に立ち会えることを夢見ながら、両チームを追い続けたいと思います。(デイリースポーツ・高部洋祐)