ざんばら髪の新入幕・大の里が宙を舞う 大関・豊昇龍との激闘
4枚
「大相撲初場所・11日目」(24日、両国国技館)
新入幕・大の里(二所ノ関)が大関豊昇龍(立浪)を相手に場内を沸かせた。
立ち合いから前に出て、豊昇龍を土俵際まで押し込んだが、まさかの下手投げで逆転負け。体重183キロの大の里が勢い良く宙を舞い、胸の下までめくり上がった青いまわしが大関初挑戦の激闘を象徴していた。土俵下で悔しそうな大の里と、ピクリとも顔を変えない豊昇龍。2人の表情の差が激闘の結末を物語っていた。
これで大の里は3敗目となったが、今後の取組からも目が離せなくなった。(デイリースポーツ・堀内翔)