「あすなろの木」の掘り出し作業始まる
2枚
神戸に世界一のクリスマスツリー設営に挑戦する「めざせ!世界一のクリスマスツリー実行委員会」は20日、ツリーに使用する「あすなろの木」が生息している富山県氷見市で、掘り出し作業を開始したと発表した。午前中に神事が執り行われ、同日から3日間かけて堀り出し作業を完了させる。
今回のプロジェクトを手掛けている、そら植物園株式会社(本社・兵庫県川西市)の西畠清順CEOは作業現場で「ここまで4年がかりで木を探してきて、今日が始まりだが、長かったという思い。と同時に血がたぎっている。これから木を運ぶわけですけど、メッセージを運ぶつもりです」と話した。
樹齢150年、30メートル級の巨木は掘り出された後、枝を絞り養生が行われる。そして11月9日深夜に、新幹線やロケット輸送に使われる特殊車両で富山港まで運ばれる。計画では富山港を出航後、日本海から瀬戸内海を経て1100キロ以上の距離を移動、17日に神戸に植樹される。