キューティー鈴木は2児の母として“奮闘”アイドルレスラーから専業主婦に

専業主婦としての奮闘ぶりを語るキューティ鈴木
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 アイドルレスラーと呼ばれる人たちは多い。だが、元祖、本家といえばキューティー鈴木(本名原嶋由美)=(48)=さんだろう。秋元康がリングネームの名付け親であるキューティーさんは、1986年にプロレスラーデビュー。その愛くるしい容姿と「負けっぷりのよさ」を武器に、レスラー業の傍ら歌手、ドラマ、映画、CM、グラビア、バラエティー番組などでも活躍した。

 「女子プロレスラー史上最高の美女」と言われたが、98年に現役を引退。その後は芸能活動を継続していたが、30歳のときに都内で飲食店を経営し、シュートボクセ・アカデミージャパンの代表だった3歳年下の原嶋秀行さんと結婚。06年に長男・秀斗君、11年に次男・秀向君を出産したのをきっかけに、ほぼ芸能活動は封印して専業主婦として忙しい毎日を送っている。

 現在は小学6年生になる秀斗君が都内のサッカーチームに所属していることもあり、試合のある日には保護者として応援やチームのサポートにも出向くという。「下の子がやっと小学1年生になってくれて、上の子と同じ小学校に通ってくれたんで少しだけ楽になったかな。それまでは、幼稚園の送り迎えとかもあったし…。家事も全部やってるし、世の中の奥さんたちと同じですよ。今はカメラを持って子どもの試合を撮影してもいますね」と、子育ての奮闘ぶりを説明してくれた。

 保護者参観や運動会などでは長男の同級生の母親から「主人がファンだったらしく、一緒に写真を撮ってください」とお願いされるが、最近は内容が変わってきた。「次男の同級生の母親からは“お父さんがファンだった”といわれるのよ。何か複雑」と、笑顔で小首をかしげた。

 今後は、主婦業をこなしながら、自分のペースでの活動を考えている。9月22日には東京・水道橋で「キューティー鈴木ファンミーティング@チャンピオン」を行う予定だ。また、個人ブログを開設する計画もある。「今はSNSのなんたるかも分からないけど、世の中に置いていかれるから」。アイドルレスラーから専業主婦へ。その先にどんなステージが待ち受けているのか。(デイリースポーツ・今野良彦)

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