当事者が明かす“双子コーデ事件”の真相とは
タレントのハイヒール・リンゴと、千秋が11月18日、フジテレビ系「ノンストップ」に出演、まさかの衣装被りで、MCの設楽統を驚かせた。ワンピースは、グレーの千鳥格子風のチェック生地に、首と腰部分にボタンのようなカラフルな刺しゅうが施されている特徴的なものだが、ネットでは「年代別着こなし」など好評。その“双子コーデ”の真相をリンゴが明かした。
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私と千秋ちゃんの双子コーデ。あれは双子コーデなんてするつもりなくて、たまたま被ってしまったので驚きました。番組の始まる直前に、千秋ちゃんとパウダールームの前ですれ違ったんです。そのとき「よろしくお願いします」とあいさつされてパッと見たら、見たことある服!そばにいたマネジャーは後で私に「ゾッとしました」って言ってたけど、マネジャーだけじゃない。私も含めて、その場にいた全員がゾッとしましたよ。それから皆が互いに平謝りですよ。千秋ちゃんも「すみません、すみません!」やし、うちの方も「すみません、すみません」。で、違う衣装に着替える時間もないから「このまま行こう!」となったんです。
でも見てもらったらわかるけど、コーディネイトが全然違う。千秋ちゃんは白いインナーに白いベレー帽、足元にも白のファーを付けて今風。私は黒のインナーにタイツと、それぞれ年代別の着方になっていた。微妙に違うんですけど、衣装被りしてしまったことを、オープニングでMCの設楽君が「あれ?今日、双子コーデですか?」っていじってくれた。でも年代が違うのに同じものを着てるし、何より千秋ちゃんは顔が小さい!同じ服を着てるから、いつも以上に顔の大きさの違い気になって…少しでも顔が小さく見えるように、ずっと肩をすくめていました(笑)
驚いたのは、番組終わったらもう既にネットニュースになっていたこと。ネットニュースってすごいなって。でもそのあとで千秋ちゃんがインスタグラムで上げてくれてちゃんと経緯を説明してくれた。千秋ちゃんは「後輩の私が本当は変えないといけないのにって。このまま着せてもらって有難うございます」って書いてくれた。私の方も万が一を考え、大阪から2着は持ってきてなければいけなかった。だから「イーブン!どっちも悪くない」って言って決着したんです。千秋ちゃんのスタイリストさんと、うちのマネジャーは謝り合ってましたけどね。
例えば劇場で漫才のネタが被ったときは、先輩が変えるんですよ。なぜかというと、後輩はネタ数が少ない。先輩になればなるほどネタも多く持っているので、被ったら先輩の方がネタを変えましょうってことらしい。私も先輩からその話を聞いてスゴイ!と感動しました。衣装は後輩、ネタは先輩が変えるんだと。
今回の双子コーデの一件で、自分自身でみんなに伝えたいと思って、インスタしたいってマネジャーに言ってるんですよ。でも「結構大変ですよ」っていなされましたが。私はブログもツイッターもやってないし、SNSを何かするならインスタにしようかなって。やっぱりこういうときにSNS持ってなきゃなと思いましたよ。「その話違う!」と思っても、SNS持っていないと説明できない。ネットでも「リンゴは大阪から私服を持ってきたんだ」って勘違いしてましたもん。違う、違う。私服やない!と事実と違っていても、訂正もできない。大阪で試着して、これでいいって決めて、東京のテレビ局に送ってもらう。それを前は2セット送ってもらっていたけど、被ることもなく、1セットしか着ないからだんだんとナアナアになってきて、ある日突然双子コーデというのが真相。千秋ちゃんとはお互いSNSにアップしていいよということにしたんだけど、私は何もしてない。そういったこともちゃんと対応するためにも、SNSの必要性を感じた一件でした。