今井絵理子議員の不倫騒動…恥の意識が違う
“新幹線手つなぎショット”などから一部で神戸市議の橋本健氏(37)との不倫疑惑が報じられた参院議員の今井絵理子氏(33)。議員としての資質を問う声が多いが、ハイヒール・リンゴは「資質というより世代の差」だと分析する。ホテルの廊下をパジャマのような格好で歩く姿は「オフィシャルな場面での恥の意識が違う」とした。
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神戸市の橋本健市議の不倫疑惑報道があった今井絵理子議員について、みなさんは資質の問題をおっしゃっています。でも私は資質というよりも、世代じゃないかと。オフィシャルな場面での恥の意識が違うんですよ。
私はホテルのパジャマで廊下に出るという行為が、女性としてどうなのかと思います。ホテルの廊下ってオフィシャルな場所じゃないですか。そんなところにパジャマのような服で出るかなって。私もホテルに泊まるのでわかりますが、あの状態の下って、大概パンツだけですよ。ブラジャーを着けてるっていうのもあまりないと思います。その状態で講演の打ち合わせってどういう神経なんやろって。でも若い世代はあまり抵抗ないみたいなんですよ。
私の前のマンションでも同じような状況があったんです。新聞を1階のポストに取りに行く形態なんですが、私と同世代の方は何か羽織って、すぐにはパジャマとはわからないような格好をしてます。若い世代の人は「この格好で寝てたんだろうな」という姿で出て来る。不思議なのは、そんなパジャマのような姿でも、顔にはリップを塗ってたり、眉をちょっと描いたりしている。逆に私と同世代の方は、メークはしてなくてもきちっとした格好をしている。オフィシャルな場面で隠さなあかんものが、世代によって違うんですよ。
だから人に見られていいものと、見られて嫌なものの感覚が違うというのは、生活環境もありますが、世代が一番大きいと思います。今度のことでは不倫云々もそうですけど、その感覚の差に1番驚きました。カルチャーショックですよ。
また新幹線で手を握り合った写真を撮られたというのもすごい!国会議員って公人じゃないですか。常に人の目を意識しておかないといけない立場の人なのに、こんなことでいいと思っている。緩い。緩すぎる。その感覚にビックリです。
ある種、衝撃ですよね。もちろん若い世代をひとくくりにしたらあかんと思うし、33歳が『今の若い人』なのかどうか難しいところではありますが(笑)。
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ハイヒール・リンゴ 1961年8月9日生まれ、大阪府枚方市出身。NSC1期生。モモコとコンビを結成し83年デビュー。95年上方漫才大賞受賞。テレビでも多くのレギュラーを持ち、その司会術や仕切りのうまさには定評がある。10年から大阪学院大学で金融論を学び、名誉博士号を授与される。