教えて!リンゴ姉さん 体臭、口臭、強すぎる香水…「スメルハラスメント」傷付けずに伝える方法はある?
「スメルハラスメント」という言葉をご存知でしょうか。その名の通り、体臭や口臭、強すぎる香水など、職場での「臭い」が原因のトラブルです。女性からの訴えが大半を占め、それが原因で会社に行きづらくなる人も。企業の中には対策に乗り出すところもある一方で、人権侵害や職場いじめにつながったり、過剰に不安になり、精神障害の一つ「幻臭」を感じるようになってしまったりする人もおり、総務・人事担当者には頭が痛いところといいます。
かつては男性ばかりで、何ならフロア中にタバコの煙が漂っていたような職場でも、今ではタバコを吸う人も減り、女性の姿も増えました。今回は、そんなお悩みに、ハイヒール・リンゴが答えます。
<お悩み>
体臭や口臭などの「スメルハラスメント」に悩んでいます。内勤なので自分から距離を置くのも限界があり、さりげなく香水やデオドラント用品を使ってみても、鈍感なのか効果なし! 本人が傷付かないよう、うまく伝えるにはどうすれば?
<ハイヒール・リンゴの答え>
こういう悩みは職場では結構ありがちだと思います。あなたは、どうしても我慢できないんですよね。でも相手にとってつらいこと、嫌なことを言う以上、どうやっても傷付けてしまうと思います。
どちらも傷付かない「魔法の言葉」なんて、ありません。どれだけ食べても食べても太らないような体を、神様に願うようなものです。
ただ、もし私がその立場だったら、例えば「私、風邪ひいて昨日お風呂入ってないねん。もし臭ったら言ってね」とか、あくまで「自分が」臭いに敏感だとさりげなく伝え、「気にする人間」だと分かってもらおうとするかな。
「自分が臭い」という部分の持ち出しはあるんですけどね(笑)
結論:傷付けない言葉はない。自分が臭いに敏感だとさりげなく伝えてみては