聖火リレー実施の報にホッ!!我が家には猫が
東京五輪の聖火リレーが、来年、本来の予定通り行われる方針が明らかにされ聖火ランナーに内定していた私の元にもメールが届きました。五輪自体の中止論も飛び交う中、規模を縮小するとはいえ、新政権発足から早い時期に、こうして宣言してくれたことは、コロナ禍で閉塞感漂う日本をちょっと明るくしてくれる話題だと感じました。
「ハイヒール」的にも、私が枚方市の市民ランナー、モモコは閉会式の切符をゲット出来たので、コンビでオリンピックの最初と最後を楽しめるね!」と喜んでいたのです。ところがコロナで先が見えなくなって、大学生の知人も「今年は4月ごろから半年記憶がない」。ずっとオンライン講義で、大学にも行けず友達にも会えない。ある番組のインタビューに答えていた女子大学生は「この夏は水着も着られなくて、ナンパもされなくて。何にもいいことがなかった(笑)」。一番楽しい年代ですもんね。又、別の大学生は「来年何したい?」と聞かれ「2020年をもう一度やり直したい!」と答えていました。そういう意味でも、五輪開催は国民に希望を与えてくれますし、そんなニュースがもっともっと増えてくれたらと思うのです。
我が家の明るいニュースといえば、ついに、猫を家族に迎えました。ステイホーム期間が続き、夫婦どちらかが家にいられるようになって、これならペットに寂しい思いをさせることもないかな、と心を決めまして、ブリーダーさんをネットで調べました。“面会”の予約を取るのですが人気のブリーダーさんの所は週末には全国各地からお客が詰めかけ、その日は夕方の5時にようやく予約が取れました。そこであるスコティッシュフォールドの子猫の真ん丸な顔に旦那さんが一目ぼれ。「今日連れて帰る!」と驚く速さでお迎えすることになったのです。
でも我が家はまだ全く「猫仕様」じゃないし、私も若い頃に知人が飼えなくなった成猫を引き取った程度で猫の知識はゼロ。慌てていたら、ブリーダーさんがトイレやごはんなど一通り持たせてくれ、「濃い味の猫用おやつは腎臓を壊すからあげないで」「ベランダはハトの糞に菌が含まれていたり、遠近感が分からず間違って飛び降りたりするから出してはダメ」などと事細かに教えてくれました。猫は一度トイレをした場所を忘れないそうで、その猫のウ〇チを一つ持たせてくれ、「砂も紙でできてるから、用をたしたらすぐトイレットペーパーにくるんで水洗トイレに流して」「保険は」「かかりつけ医は」とまあ本当に、流れるように説明してくれるんです。
あまりにトーク説明が上手いので感動していたら、ノーメークでマスク姿だった私に「リンゴさんですよね?うちの息子、売れない芸人なんです。トークがヘタでねぇ」とまさかのお話。「お母様と比べたら誰でもしゃべりはヘタですよ(笑)」なんて言いながらよくよく聞いたらなんと「クロスバー直撃」の前野君のお母様でした!実はとても有名なブリーダーさんで、猫愛にあふれアフターフォローも素晴らしい。にゃんこハウスのLINEを教えて頂き「トイレ以外の場所で粗相をしたら」「甘噛みをした時は?」「餌をなかなか食べない」等、分からない事、知らない事を逐一教えて下さるし本当に助かります。
猫は犬と違って散歩をさせないので、お散歩友達などができにくいのですが、今はネットがあるのでとっても便利。こういうネットの使い方、良いですよね。
住む環境を整えたら次は名前。旦那さんは最初「『ケンタ』にしよう」と言ったのですが、同期に「おかけんた・ゆうた」という芸人もいるしと私が却下。皆さん、ペットに「コムギ」「マロン」「キナコ」等の食べ物の名前を付けるのは、人間の名前だと誰かと絶対かぶるからなんですね。次に旦那さんから出てきたのが「タウザー」。これは以前スコットランドを旅行した際に訪れたスコッチの最古のグレンタレット蒸留所に銅像があった、ネズミを2万8千匹捕まえてエリザベス女王から親書ももらったという伝説の猫の名前だそう。同じスコットランド生まれだし、というので「タウザー」に決まったのですが、猫よりも何よりもまず私が覚えられない(笑)。「タイガー」とか、男の子だから「ぼん」と呼んだりして旦那さんにあきれられています。
にしても…猫が一匹いるだけで、本当に生活が一変。まだ小さいのに考えられないぐらい跳ぶので、テレビ周辺など入ったら危ないところには、ソーシャルディスタンス用の透明パネルを設置とまあ結構大変なのですが、本当に可愛くて夫婦の会話も弾むものですね。この新しい生活もいつか日常になって、決して「元通り」ではないけれど、こんな風に良いことが増えていったらいいな、と思いますそして猫ちゃんのいる先輩の皆さま、「こんな事するといいよ」というアドバイスなどあれば、色々教えてくださいませ。