芸能界でも感染急拡大のコロナ、錯綜する情報の一元化を
新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」による感染が、芸能界にもすごい勢いで拡大しています。共演者にも濃厚接触者が多くて「あなた誰の代演?」状態。その代演が、また代演になってと、もう本当にわけのわからない状態です。
先日も、ゲストをお招きする番組でディーン・フジオカさんがゲストと聞き喜んでいたら感染の発表があり、急きょゲストが吉本新喜劇の小籔君ということに。トークはむちゃくちゃ面白くて番組としては盛り上がったのですが、私個人としてはディーン・フジオカさんにお会いしたかったわぁ。小籔君も「ディーン・フジオカさんの代役って言わんといて」(笑)。
もう誰が感染してもおかしくないですし、正直めちゃくちゃ不安。うちの旦那さんは基礎疾患があるので、私がウイルスを家に持ち帰る事がすごく怖い。だから大きなイベントの参加にはとても気を付けています。大好きなプロレスもここ1、2年は観戦していません。
感染拡大を受け、街では無料のPCR検査に多くの方が列を作っておられますが、症状はないけどタダやから受けとこうかという方は、しばらく遠慮してもらいたいとしみじみ思います。私たちはタダですが、それを政府は有料で買い上げている。ということは、その原資は私たちの税金。タダでもなんでもないのです。それで、その税金はいつか納税という形で私たちに回ってくるのですから。
PCR検査のキットが足りないと言われる中、果たして現状の検査は必要なのかという気もします。症状がある方や重篤になりそうな方は、治療方針を決めるために優先的に受ける事が望ましい。何よりも不思議に思うのは「濃厚接触者」というくくり。感染した本人よりも自宅待機が長くなる人も出てくるシステムに首をかしげてしまいます。オミクロンの特性を考慮して10日から7日に短縮されましたが、その特定を事業者や個人に任されているという情報はどこまで周知され実行されているのでしょうか。
そのオミクロン株についても、収束が早いという意見もあれば、まだ見えないという意見も。とにかく情報が錯綜していて、最近はどっちなの?どこがニュースソースなの?というニュースが目につきます。感染対策の分科会の正式見解なのか、それとも識者の個人的雑感なのか良く読んでもわかりにくい記事も多いのです。そう言えば「ワクチン担当大臣」はどこへ行ったのやら。最近はワクチンに関しても「厚労大臣」の発言が目立ちますが。正しい情報を速やかに一元化してほしいと思うのは私だけでしょうか。