たかが名前、されど名前 弔電をいただいて勉強させてもらったこと
私たちは仕事柄、弔電や祝電を送る機会が多いのですが、それほど受け取らない、送らない人では、そんなことある?と驚くようなことが結構あるものです。
先日、家族・親族で確認した「3条項」。まず、「名前にルビを振ろう」。キラキラネームではなくても親が思いを込めてつけられたお名前、結構難読なものが多いのです。当然自分では読めても、人にはわからないお名前も結構あるのです。弔電、祝電披露では、同じ名字の方がおられればフルネームでご紹介しますが、これ何て読むの?という人が結構いらっしゃいます。
特に自分の下の名前が読みにくいだろうと思われている方は、かっこで入れるとか平仮名で送るとかするのが、相手に対する親切だと思います。
そして「続柄」。送り主の名前だけ見てこれはどういう関係の方かなと思う方がおられるのも又事実。「友人」とか「ゴルフ仲間」とか「以前の職場の先輩」とか、ちょっとした続柄をひと言書いてもらえればありがたいものです。
それから、「相手の名前と名字をちゃんと確認して送る」。例えば私の本名は「美村」で「美しい村」なのですが、「三つの村」で送って来られる人も。最近はデータがパソコンに入っているので、一度間違えるとずっとそのままになってしまうのも理解は出来るのですが。
また、例えば「中田」という名字にしても「なかた」なのか「なかだ」なのか。「山崎」も「やまざき」なのか「やまさき」なのか。その「ざき」「さき」の字も、「崎」なのか「崎」の「大」の部分が「立」になっている“たつさき”なのか。ちょっとした事と言えばそれまでですが、やはりしっかり確認した方が良いですよね。暑中見舞いや年賀状の季節を前に、一度パソコンに入れた名前をチェックするのも良いですね。
私の本名は「美村美紀」なのですが、いまだに先輩で「三村美樹」と送って来られる方がおられます。もう別人ですよね(笑)。たかが名前、されど名前。自分でもこれは気をつけようと思います。そんなこと、人付き合いで基本中の基本、だと思われる方もおられるでしょうが、これ、結構司会業やイベント業をされている方の中では「あるある」なんだそうです。
他にも名字や名前の漢字が突き抜けるとか突き抜けないとか、点があるとかないとか。それぞれ個人に細かい違いがあり、こだわってもいるところです。名前を間違えるというのは痛恨のミスですが、なかなか相手には言えないもの。自分にこだわりがあるならこだわるだけ、相手にも気を遣わなければいけないなと思いました。