【回答者・松野明美】夏バテ対策は早朝の軽い運動&友達と“人の悪口”がいいんです

 【聞きたい】夏バテが年々ひどくなっています。特に今年は記録的猛暑で、毎日体がしんどいです。日中はまったく動きたくありません。年齢のせいもあるのでしょうけど(笑)。何か、スッキリするような暑気払いはないでしょうか。ちなみに私はお酒が一滴も飲めません。(46歳・女性)

 【答えます】私は夏バテになったことがないんですよ。2時間ほど走って頭が痛くなったり、水分しか喉を通らないことはありましたけど…。46歳という年齢は、どうしても更年期というか人によっていろいろ出てきます。この方もそういう年齢かもしれないですね。

 この夏を乗り切るには、つらいですが朝5時、6時に起きて、ぜひ軽い運動をやっていただきたい。7時になると、もう暑いです。走らなくても歩くのでもいい。ひと汗かいておくと、どんなに暑くても体が動くようになります。おしゃべりしながら友達と歩くと、肺活量も上がります。人の悪口がいいんです!あっという間に1時間たちますよ。

 ひと汗かいてないと、できるだけエアコンのそばに…となって、何もしたくなくなります。そして、今日は何もやらなかった…と、ストレスになる。運動は熟睡にもつながりますよ。

 気をつけて頂きたいのが、冷たいもののガブ飲み。胃腸の活動が弱まって代謝が悪くなり、顔や足のむくみにつながります。コップ1杯を、こまめに飲むようにしましょう。

 お悩みの方は、お酒が飲めないのですね。私は大好き!日本酒、焼酎派です。ビアガーデンもいいですねー。よく驚かれますが、マラソン選手にはガブガブ飲んでも酔わない人が多い。食前酒は食欲をそそるらしいですし、梅酒などから挑戦してみては。少しでも飲めるようになったら夏が楽しくなりますよ。

 何でも楽しいなーと思うことが大切。サウナに行かなくても、これだけ汗かけるんですよ!何でもプラス思考に、夏バテに気づかないほど楽しい毎日を過ごしていただきたいですね。

 ◆松野明美(まつの・あけみ)熊本県出身、49歳。88年ソウル五輪女子1万メートル出場。引退後の01年に結婚、2児の母。現在は熊本県議会議員。講演、タレントなど多方面でも活躍。デイリースポーツの陸上評論家。

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