【広島・小園-中日・根尾ドラ1対談3】小園「40歳ぐらいまで活躍したい」

 ルーキーイヤーからの活躍を誓う(左から)根尾と小園
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 球界の未来を担う注目のドラフト1位同士が、熱い思いを語り合った。広島のドラフト1位・小園海斗内野手(18)=報徳学園=と中日のドラフト1位・根尾昂内野手(18)=大阪桐蔭=の新春対談が実現した。初めて顔を合わせた中学時代の対戦から、プロのユニホームに袖を通すことになった現在、そして将来、再び日本代表でともにプレーする思いまで、本音トークをお届けする。以下は対談その3。

  ◇  ◇

 -ショートに楽しさを覚えたのはいつ?

 小園「小学校の時です。1年生で野球を始めた時はセンターだったんですけど、そこからはショート、投手もやりました。投手はあまり向いてなかったけど(笑)」

 根尾「投手もやったの!?」

 小園「小学校の最後はエースだったけど、投手よりはショートの方が楽しいなと。それにバッティングもしたいなと思っていたから。中学では投手はしたくなかった。ショート一本でいこうと思って枚方ボーイズに入りました」

 根尾「僕は小学校6年生とかですね。野球を始めた時にみんなに投手を勧められて、サードと投手をしてました。投手はずっとやってたんですけど、投球制限で1日2試合であれば1試合投げたら1試合守らないといけなかった。それで1試合目は投手、2試合目はショートをやっていた。投手も楽しかったんですけど、結構2試合目の方がおもしろかったりして」

 (続けて)

 根尾「中学校でもエースでやらせてもらいましたし、投手中心ではあったんですけど、ショートの方がいいなあというか。大阪桐蔭にも最初“投手とショートを守ります”と言って入ったんですけど、心の中ではショートでいくかなというのは最初からありましたね」

 -お互い守備で負けない部分と相手が優れている部分は。

 根尾「僕は小園みたいに、あんな後ろで守れないし、どっちかというと、なるべく早く球を捕りにいきたいタイプです。ただ肩は負けないと思う」

 小園「肩は勝てない。絶対勝てないです」

 根尾「守備範囲は絶対、小園の方が上なので、追いつけるように頑張りたい」

 小園「守備範囲は勝ってると思うんですけど、送球とかはすごいものを持っている。僕も追いつけるように頑張っていきたい。一回だけ(球を)受けたけどヤバかったです。手が痛かった」

 -プロでは同じセ・リーグで戦うことになる。

 小園「試合もできるので、2軍じゃなく1軍で一緒にプレー、対戦できるようにやっていきたいと思います」

 根尾「同じです。(対戦したら)負けたくないですね」

 -プロでは一年でも長くやりたい?

 小園「最低でも40歳ぐらいまでは絶対にプロの世界で活躍したいなと思います」

 根尾「まず体を作ることに力を注いで、40歳ぐらいまではやらせてもらいたいなという気持ちはあります」

 -プロの世界で描く将来像は。

 小園「ショートでやらせてもらう気持ちが強いので、球界を代表するような選手になって、手本とされるようなそういう選手に、愛される選手になっていきたいです」

 根尾「まだ1年目なのでどうなりたいかというのも曖昧なところはあるんですけど、ショートでいかせていただきたいと考えているので、将来的にはドラゴンズのショートとしてチームの顔になれる選手を目指したい。ドラゴンズで勝つことが一番のファンサービスになると思う。そこに自分も貢献できるような、そういう選手になりたいと思います」

 -お二人の活躍を楽しみにしています

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