「ノアの秋山」意地見せた!3冠防衛
「新日本&全日本」(1日、両国国技館)
今年で旗揚げ40周年を迎えたマット界の2大老舗団体、新日本プロレスと全日本プロレスが記念大会を共催し、超満員1万1000人の観客を動員。IWGPヘビー級選手権試合は棚橋弘至(35)、3冠同級選手権試合は秋山準(42)が王座を防衛した。
3冠戦は王者の秋山準が、太陽ケアの挑戦を再度退けてV4防衛を果たした。昨年11月に続いて再挑戦となったケアは春の本場所の覇者としてプライドをぶつけてきた。王者もケアの気持ちを受け止めながらスターネスダストで死闘に決着をつけ、新日本&全日本の40周年記念大会にノアの意地も見せつけた。「オレは三沢光晴が作ったノアの秋山として戦った」と、胸を張る。昨秋に15年越しで3冠王座を手にした王者は、船木誠勝の挑戦アピールに「値するものを引っ提げて来い」と注文をつけた。