19歳の“怪物”井上が大橋ジム入り

 “井岡超え”を目指すボクシングの“超新星”で、3月に相模原清陵高を卒業した井上尚弥が2日、都内で大橋ジム入りを表明した。

 国際大会を含め“高校生初の7冠”の逸材を預かる大橋秀行会長は「6戦目で世界王者になれる怪物」と、WBC&WBA世界ミニマム級王座統一戦を制した井岡一翔(井岡)の7戦目を抜く最速戴冠に太鼓判。7月に日本ライトフライ級王者・黒田雅之(川崎新田)と公開プロテストを行い、JBC(日本ボクシングコミッション)に申請したうえで9月にもA級(8回戦)デビューを狙う。実現すれば五輪戦士で元世界王者の平仲明信以来27年ぶりの快挙デビューとなる。

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