名誉王者・西岡の次戦はドネアかマレス
WBC世界スーパーバンタム級名誉王者の西岡利晃(35)=帝拳=が4日(日本時間5日)、メキシコ市で行われたベルトの授与式に出席し、次戦の相手がWBO同級王者のノニト・ドネア(フィリピン)か、WBC正規王者のアブネル・マレス(メキシコ)になることが確実となった。
7日(日本時間8日)に米で試合を行うドネアに対戦を直談判する意向の西岡。WBCのスライマン会長に「ドネア戦が決定した際にはダイヤモンドベルト(WBCが階級で最も非凡な精鋭ボクサーなどに与えることがある王座)がかけられないか」と要望し、「個人的には全く支障がない」との回答を受けた。
また、「ドネアが7日の試合後から90日以内に西岡との対戦を受けない場合、WBCはマレスに西岡との指名試合を義務づける。WBCは西岡のドネア戦、マレス戦実現へ協力していく」との言葉も受けた。