内山、やっぱり粟生と統一戦!

 WBA世界スーパーフェザー級王座の5度目の防衛に成功した内山高志(32)=ワタナベ=が17日、都内で一夜明け会見に臨んだ。3回負傷引き分けで王座を守り「申し訳ない気持ちでいっぱい」と笑顔は少なかったが、WBC同級王者・粟生隆寛(帝拳)との統一戦へ、あらためて意欲を示した。

 負傷した右まぶたは4、5カ月後には試合ができる状態。ジムの渡辺会長は「次戦の時期ははっきりしないが、指名試合をやってからビッグマッチ」と、従来の方針を明言した。指名挑戦者は、21日に防衛戦を行う暫定王者ブライアン・バスケス(コスタリカ)が有力だ。内山は「しっかり治して、バスケスと昨日の内容を払しょくする試合をして、粟生とやりたい」と話した。

 満員だった地元・春日部での凱旋試合。近年のボクシング興行では異例とも言える大入り袋が報道陣に配られ、テレビ視聴率も目標の8%を超える8・9%を記録した。もっとも、結果が伴わなかった内山は「ストレスが解消されていない。とにかく早く練習がしたい」と、爆発の時を待っている。

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