井岡一翔、VIPルームで阪神戦観戦
「阪神2-2巨人」(18日、甲子園)
ボクシングの前2団体統一王者でWBA世界ミニマム級王者の井岡一翔(23)が18日、甲子園球場のVIPルームで、伝統の阪神‐巨人戦を観戦した。「前回の観戦も同じ。自分が来ると引き分ける」。デビューから無敗と勝負強い世界王者の前では、猛虎も委縮してしまうようだ。
試合前の練習では、親交の厚い平野を激励した。スタメンこそ外れたが、平野は2‐2の7回裏二死満塁に代打で出場。だが、投ゴロに倒れた。チャンピオンは「最高の舞台だったが残念。結果が出ればヒーローインタビューを聞けたのに」と悔しがった。
約4時間の試合を堪能した井岡は「野球は球場で食事を楽しみながら、ゆっくり応援できる。だから、愛されるスポーツ。今度来る時は始球式をやりたいし、勝って欲しい」とチームにエールを送った。