魔裟斗、軽量級のエースに梅野を指名

 「K‐1」(10月14日、両国国技館)

 新生K‐1の魔裟斗イベントプロデューサー(EP)(33)が24日、都内で、13年に階級を従来の3から9へと増やすことを発表し、日本人として初めてムエタイの2大殿堂の一つ、ルンピニースタジアムにランキング入りした梅野源治(23)=フェニックス=を軽量級エースに指名した。梅野は新生K‐1初の日本大会となる10・14両国大会で、リー・チャンフン(20)=韓国=と対戦する。

 魔裟斗EPは雑誌で梅野を見て「いい顔をしている。雰囲気はいい」と一目ぼれ。実際に試合を視察して「期待が持てる」と、抜てきを決めた。「軽量級のエース候補と期待している」と、新設のスーパーフェザー級を任せるつもりだ。

 梅野は「どのルールでも強いのが一番。両方取っていきたい」と、K‐1でもムエタイでも頂点を極めることを宣言。EPは会見後、さっそく梅野をつかまえて事細かにアドバイスし、期待の大きさをうかがわせた。

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