船木、秋山撃破3冠奪取!至宝戻った
「全日本」(26日、大田区総合体育館)
3冠発祥の会場で行われたタイトル決闘は、船木誠勝(43)が王者・秋山準(43)=ノア=の5度目の防衛を阻止し、流出した至宝ベルトを10カ月ぶり全日本に戻した。秋山が顔面狙いのランニングニーを連発し、フロントネックロックにも持ち込んだ。だが船木が掌打で盛り返し、右ハイキックからハイブリッドブラスターを決めて3カウントを奪った。
パンクラス時代はベルトを獲得しているが、プロレスではシングル初戴冠。3本のベルトを腰と肩にかけた船木は「回り道をしてきたが、全部この日のためにあった。これからどんどん重くなってくる」と、重責も自覚。9・23横浜大会で諏訪魔の挑戦を受けることも確定し「責任を持って全日本を引っ張っていきたい」と、初防衛を約束した。