IGF王座戦へ史上初のスカイプ調印式
「IGF」(29日、愛知県体育館)
史上初のスカイプ(インターネット電話サービス)を使った調印式が13日、東京・新橋のIGF事務所と米コロラド州デンバーのボビー・ラシュリー(36)の自宅キッチンをテレビ電話で結んで行われた。
ラシュリーは藤田和之のIGF王座への挑戦が決まっているが、来日が試合直前で王者と同席しての調印式がスケジュール上、難しいため、日米を結んでの調印式となった。IGF事務所で藤田は同席せず関係者が見守る中でラシュリーがサイン。調印書をサイモン・ケリー・猪木取締役が日本に持ち帰り、藤田がサインすることになる。
ラシュリーは「別に調印式で2人が会う必要もないし、このスタイルは気にならない」と斬新な調印式を歓迎。「ようやくタイトルマッチのチャンスに恵まれた。藤田は王者にふさわしい人間で実績も残しているしとても尊敬している。ミーも王者にふさわしいファイターだと思っている。認め合う仲で真の戦いを見せたい」と燃えており「王者になったらいつなんどき誰の挑戦でも受ける」と、猪木イズムをアピールした。