金メダル村田“引退白紙”強調
ロンドン五輪でボクシング日本勢48年ぶりの金メダルを獲得したミドル級の村田諒太(26)=東洋大職=が19日、東京・大井競馬場でバンタム級銅メダリストの清水聡(26)=自衛隊=とトークショーを行った。村田は「競馬場は初めて。すごくきれいで驚いた」と新鮮な表情。ロードワーク中に野球少年に追いかけられるなど“ヒーロー”の日常を披露し、20年の東京五輪招致をPRした。
東日本大震災の被災地で清水とのスパーリング案も浮上したが、村田は「階級が違うので本気でできない。地元住民も参加できるボクシング教室がいい」と提案。自身の“引退宣言”にも「家族や職場と相談し、ゆっくり考えたい。1度、引退を撤回しているので、その言葉に信ぴょう性があるかどうか(笑)」と年内は“白紙”を強調した。