村田が井上にエール「伝説の幕開け」
「ボクシング8回戦」(2日、後楽園ホール)
井上尚弥(19)=大橋=がプロデビュー戦(49キロ契約8回戦)で東洋太平洋ミニマム級7位のクリソン・オマヤオ(19)=フィリピン=に4回KO勝ち。アマ時代の先輩でロンドン五輪バンタム級銅メダルの清水聡(自衛隊)がフライ級・須佐勝明、ウエルター級・鈴木康弘と観戦。清水は「安心して見られた。ボディー打ちがうまい。プロでは武器になる」と太鼓判を押した。
ミドル級金メダルの村田諒太(東洋大職員)は来場しなかったが、デイリースポーツの取材に「当然の結果やと思うし、その当然の結果を残せる彼は素直にすごいと思います」とたたえた。村田は「これが伝説の幕開け。(世界挑戦が)どういう形になるか、僕は分からないが、彼は強い選手。しっかり練習し、1つ1つ目標に向かって頑張って欲しい」とエールを送った。