ミルコ・クロコップ（３８）＝クロアチア＝が０８年大みそかの「Ｄｙｎａｍｉｔｅ！！」以来４年ぶりに来日し１１日、都内で会見。「日本とクロアチアが私のホーム」と、久々の日本を喜んだ。

　新生Ｋ‐１のワールドＧＰ１回戦でランディ・ブレイク（２５）＝米国＝と対戦するミルコは「私が一番年上だと思うが、コンディションは最高だと思う。ピーター・アーツやアーネス・ホースト、レミー・ボンヤスキー、全盛期のボブ・サップ…これだけ経験値があるのも私しかいない。ほかの選手を過小評価しているわけではないが」と自信満々。

　９６～０３年に在籍した旧Ｋ‐１では９９年の準優勝が最高だっただけに「ゴールは優勝すること。金銭的には安定した裕福な状態を手に入れたので、私の可能性、これからもできるんだというところを証明したい。格闘技の歴史に名を残したい」と、悲願の初優勝に執念を見せていた。