細川が日本王座前哨戦へ相撲殺法体得
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ボクシングの六島ジムが、11月3日に大阪の住吉区民センターで「六島重量級戦線」(デイリースポーツ後援)を興行する。細川貴之(27)=六島=にとっては日本王座への前哨戦。現在は日本スーパーウエルター級2位だが、10月のランク更新では1位が確実で日本タイトルへの挑戦権を得る。
前哨戦に備えて、10月上旬に大相撲の錣山部屋で合宿を行った。親交のある錣山親方(元関脇寺尾)に「下半身が弱い」と指摘され、四股、すり足、てっぽう、ぶつかり稽古で強化。細川は「相撲の稽古は体幹が鍛えられ、体の使い方は接近戦の参考になる」と“相撲殺法”を体得した。
今回の興行では、大阪発の宇宙アイドル「フレア・ラ・モード」がラウンドガールを務め、ミニコンサートも行われる。メンバーのゆーりんは、試合に出場するジャンボ織田信長書店ペタジーニ(六島)の妹。「ももクロを超えます」と、ボクサーに負けない野望を口にした。