山口、被弾にNO!乙女防御で勝つ
「WBA女子世界Sフライ級タイトルマッチ」(12日、後楽園ホール)
調印式と前日計量(リミット52・1キロ)が11日、都内で行われ、山口直子(白井・具志堅)は52・0キロ、フディス・ロドリゲ(メキシコ) は52・1キロで、ともに1回目でパスした。
山口は「初防衛戦で緊張しています」と話したものの「パンチをもらわないようにして勝ちたい」と宣言。防御を課題にするのかと思いきや、理由は「女の子なので、腫れたり、色が付くのは嫌」というものだった。
「年を取ったせいか、年々、腫れがひどくなっている感じがして、気になる」と、34歳の悩みは切実。だが、自信はある。「カギになるのはストレート。相手は大きく振ってくるので、よけて当てられればワンパンチでいける」。8割近いKO率を誇る強打での一撃をイメージした。