大地、新日初参戦!!VSテンコジ
「新日本」(1月4日、東京ドーム)
3日、都内で1・4東京ドーム大会の全カードが発表され、全日本・武藤敬司(49)、ゼロワン・橋本大地(20)組と、小島聡(42)、天山広吉(41)組の対戦が決まった。大地の父、故・橋本真也さんにかわいがられたテンコジは、息子への手荒い“恩返し”を誓った。
子供のころから知る大地が新日本に初参戦する。小島はあえて「橋本選手」と呼んだ上で、「彼が努力してドームの試合にエントリーされたのか、父親が偉大だからエントリーされたのか肌で感じたい。後者なら徹底してつぶしたい」と目をぎらつかせた。昨年10月の一騎打ちで大地に完勝した、橋本さんの元付け人・天山も「まだ新日本のリングに来るのは早い」と冷たく言い放った。
7・1両国大会でのアピールが実り、大地とのドーム参戦をかなえた武藤は、成長を望む盟友二世に対する厳しい攻めを歓迎。「生前、橋本真也にはいじめられたよな。積年、たまったものを大地にぶつけてやれよ」とテンコジをたきつけた。父の古巣に初めて乗り込む大地は香港遠征で欠席したが、「東京ドームの主役はテンコジでも武藤さんでもなく、橋本大地です」と強気のコメントを寄せた。