小橋サイン会など「全国お礼行脚」計画

 小橋建太(45)が12日、来春以降に予定される引退試合を前に、全国各地のファンのためにお別れイベントを行う構想を披露した。この日、都内で2時間半の練習を終えた小橋は、「ぜひ全国を回りたい気持ちはある。47都道府県は難しいから、近畿なら大阪、九州なら福岡というふうにね」と思いを告白。北海道、東北、中四国などブロック別の大都市でサイン会などを開催し、直接感謝の思いを伝えたいという。

 引退を決断した当初は、各地で試合をする“さよならツアー”を行うつもりだった。しかし、体調面が思わしくないことから、悩んだ末に限定1試合での完全燃焼を選択。当日観戦できるファンはごく一部になるため、自ら足を運ぶことを考え始めた。

 「試合会場(でのイベント)なら、しばらくプロレスを見ていない人も来てくれるかもしれない。(ノアとの契約が満了して)フリーになるから、新日本や全日本の会場でもやれるはず」。ファンとの再会を楽しみにする剛腕は、「希望があれば」と記念のチョップを浴びせることにも前向きだった。

 ラストマッチの会場は「思い入れが強い」という日本武道館が最有力。プラチナチケット間違いなしの生観戦が難しくても、“最後の雄姿”をあきらめるのは早そうだ。

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