宮崎、減量順調!一翔から初アドバイス
「WBA世界ミニマム級王座決定戦」(31日、ボディメーカーコロシアム)
元WBA・WBC世界ミニマム級統一王者の井岡一翔(23)=井岡=が17日、WBA世界ライトフライ級王座決定戦(31日、大阪・ボディメーカーコロシアム)に向けて、大阪市内の所属ジムで、練習を公開した。WBA世界ミニマム級王座決定戦に臨む宮崎亮(24)=井岡=も、一翔の助言で課題の減量を克服しようとしている。
井岡ジムの“番長”宮崎は課題の減量で、一翔のアドバイスを実践して順調だ。食生活を「朝多め、夜少なめ」にチェンジ。大阪・興国高時代からの盟友だからこそ、素直に耳を傾けられた。
ライトフライ級時代の11年10月には、前日計量で1・1キロもオーバーしたことがある。減量には毎試合苦しんできた。やっと巡ってきた世界戦で、そんな失敗は許されない。今回は初めて一翔に助けをあおいだ。「夜にご飯を1杯食べるなら、朝だったら3杯食べれると言われた。その通りだった」。元2団体統一王者の金言は、宮崎を減量苦から解放した。
階級を1つ下げての世界挑戦だが、体調での不安は解消した。31日の試合はセミファイナル。「(メーンの)一翔の前で負けて控室に戻るわけにはいかない。1回で倒したい。最高のケンカをして勝つ」。親友への恩返しは勝利しかない。