“BOX界の上戸彩”宮尾が初防衛戦

 ボクシングの大橋ジムは20日、横浜市内で、同ジム所属のWBA女子世界ライトミニマム級王者・宮尾綾香(29)が、同13位・秋田屋まさえ=ワイルドビート=と来年2月26日に東京・後楽園ホールで初防衛戦を行うと発表した。大橋会長は「美女対決」と銘打ち、華麗な戦いで女子ボクシングが盛り上がることを期待した。

 ビジュアル対決が実現した。“ボクシング界の上戸彩”こと宮尾が、“美しきチャレンジャー”の秋田屋を迎え撃つ。9月の王座奪取後は週刊誌のグラビアに取り上げられるなど、美女ボクサーとして知られつつある宮尾だが、秋田屋も負けてはいない。宮尾が「私服姿とか、めちゃくちゃきれい。何でボクシングをやってるんだろう?」と絶賛するほどだ。

 大橋会長が「これからはビジュアルも必要。女子が盛り上がれば」と期待をかける美女対決を、テレビ局も注目する。TBSが地上波か、CSのTBSチャンネルで中継することが決定。女子はCSでも放送されることはほとんどなく、地上波なら極めて異例だ。

 2人は2月にも対戦。判定で勝った宮尾は「プレッシャーはない。KOできれば分かりやすいけど、判定でも、どう見ても勝ったと思われる試合にしたい」と返り討ちに自信を見せた。大橋会長は「タンコブや血だらけになるのは見たくない。華麗さ、技術的な美しさでアピールして欲しい。綾香ならできる」と、女らしく勝つことを要求した。強く、美しく、V1を決める。

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