昨年限りでノアを退団した小橋建太(45)が3日、東京・有明のノア道場で引退試合へ向けて始動した。“古巣”で早朝から約2時間、新年の初練習を行い「引退を決意すると気持ちが途切れるというけど、逆に燃えている」と目を輝かせた。ラストイヤー初日の様子は、日本テレビ「NNNスポーツ&ニュース」(後6・00)で放映される華々しさだった。
「大みそかから元日にかけて、フリーで立場が変わるということを肝に銘じた。道場には“今年もよろしく”とあいさつした」。終始、明るい表情だった小橋は、今年の意気込みを漢字1文字で「進」と表した。最後の日までプロレスラーとして歩みを止めない。