ゆずポン愛媛でラスト凱旋飾った
「スターダム」(19日、松山市総合コミュニティセンター)
愛川ゆず季(29)が、地元愛媛でのラスト凱旋試合を飾った。序盤、奈苗軍団の合体攻撃の標的になり孤立。それでもシャイニングゆザード、パイパイアタック発射で徐々にペースをつかむと、最後はこん身のゆずポンキックブルー(後ろ回し蹴り)2連発。須佐から3カウントを奪った。
初代ワンダー・オブ・スターダム王者、そして2年連続女子プロレス大賞という快挙を達成して、故郷に錦を飾った。満身そういで体を張る姿に、観客席からは「最後まで頑張ってくれよ!!」と大声援が飛んだ。
試合後「大好きな愛媛で、私にとっては最後の試合。最高の勝利を手にすることができて本当にうれしい」とファンに感謝。4月29日、両国での引退試合に向けて「その日まで全力で闘い続ける」と誓った。