大仁田が雪辱!曙を電流爆破バット葬
「なにわ大花火」(8日、ボディメーカーコロシアム)
昨年8月の横浜以来となる“邪道”大仁田厚(55)と曙(43)の電流爆破マッチは、大仁田がリベンジした。新たに用意された有刺鉄線電流爆破バットで元横綱を殴打すると、顔面砕きを挟んで、再び一撃。曙はすさまじい爆音&火花とともに撃沈し、大仁田が完ぺきなフォールを奪った。
「負けたら道頓堀川へ飛び込む」と公約していた大仁田は試合後、「勝っても飛び込むつもりだったが、大阪府警から『飛び込めば、迷惑防止条例で即逮捕する』と連絡があった」とまさかの報告。浪速のファンからは「ええやん」と“暴走”を期待されたが、「逮捕されたらみんなに迷惑がかかる」と無念の撤退を報告した。
自身と同じく4度被弾した曙とはリング上で握手。「オレは曙と組んで、どっかに乗り込みたい」とタッグ結成を呼びかけた。
一方の曙は「1勝1敗。これで終わっちゃいけない」と決着戦を要求した。試合前に相撲時代の宿敵で大阪場所担当部長の貴乃花親方(元横綱貴乃花)を表敬訪問。「元気を頂いたけど、勝ち急いだ」と残念そうだった。