棚橋、激闘制しV7…「自分を超える」

 「新日本」(10日、広島サンプラザホール)

 IWGPヘビー級選手権は、20分を超える激闘の末、棚橋弘至(36)がカール・アンダーソン(33)を下し、7度目の防衛に成功した。

 広島では03年4月の永田裕志‐安田忠夫戦以来、10年ぶりとなるIWGPヘビー戦で、棚橋が超満員のファンの期待に応えた。試合後、わき起こった「タナハシ、サイコ~」コールに対し、「広島のみなさ~ん、ぶち(ものすごく)愛してま~す!」と広島弁で感謝の思いを表した。

 「やんちゃなひらめき」が勝利を呼び込んだ。アンダーソン必殺のガンスタンを阻止した棚橋が、おきて破りのガンスタン。一気に流れが変わった。ハイフライアタックから、ハイフライフローで強敵を沈めた。頭から美酒を浴びた王者は「集中力が切れたら負けるような、ち密なプロレスができた」とすがすがしい笑顔で振り返った。

 自身の持つ王座防衛記録(11回)更新にまた一歩前進した。「折り返しに来たんで、オレの記録に向かって防衛を重ねる。タイトル戦が続くと無我夢中で走れるし、防衛中は(時間の経過が)早い」と自信満々に言い切った。あぶらの乗りきった逸材王者のカベは、とてつもなく高そうだ。

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