名城が再起戦 日本人との世界戦にらむ
ボクシングの六島ジムは12日、元WBA世界スーパーフライ級王者の名城信男(31)がWBC世界バンタム級14位のヨドチャンチャイ・ナコンルアンプロモーション(33)=タイ=と、4月7日に大阪・住吉区民センターでノンタイトル10回戦の再起戦を行うと発表した。
3度目の世界王座を獲得するまで、名城の闘志がなえることはない。階級はWBA、WBCともに日本人王者が君臨するスーパーフライ級とバンタム級を両にらみ。「スーパーフライでは河野と佐藤。バンタムでは亀田とやりたい。山中は…強いです」と冗談も交えながら、日本人対決でのベルト奪取を熱望する。
世界挑戦の経験がある同門の向井寛史(27)も同日、WBOの世界ランカーと対戦する。枝川会長は、「今は、向井の方が実力が上と思う部分がある」と世界戦4連敗の名城に奮起を促した。