2013.02.27

秋田屋ガックリ…不運の判定負け

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　「ＷＢＡ世界女子ライトミニマム級タイトルマッチ」（２６日、後楽園ホール）

　“ボクシング界の上戸彩”で王者の宮尾綾香（２９）＝大橋＝が“ボクシング界の井川遥”で挑戦者の秋田屋まさえ（３４）＝ワイルドビート＝を３‐０の判定で下し、初防衛に成功した。偶然のバッティングで３回に秋田屋が出血、４回には宮尾がダウンするなど壮絶な展開になったが６回にダウンを奪うなど宮尾がポイントで上回った。

　２度目の世界挑戦も実らなかった。悲願の王座奪取に燃えた秋田屋だったが、３回にバッティングで右目上を負傷。６回には、足を踏まれて倒れたはずなのに、ダウンとジャッジされて不運の判定負け。「相手が足を使ってきて、なかなかかみ合わなかった」と肩を落とした。今後については「今は何も考えられない」と語るにとどまった。