シウバ引退否定6年半ぶり日本で壮絶KO
「UFC JAPAN 2013」(3日、さいたまSA)
ヴァンダレイ・シウバ(36)が6年半ぶりの日本で、ブライアン・スタン(32)との打撃戦を制した。「いい試合を見せられてうれしい」。大歓声の中、シウバはオクタゴンから投げキスし、感謝の思いを示した。
同じさいたまSAで行われた06年9月のPRIDE無差別級GP準決勝(対ミルコ・クロコップ)以来の日本でも、スタイルは変わらなかった。1回から右パンチを浴びてふらついたが、ひるむことなく拳を振り回した。最後は強烈なフックを右、左とあててダウンさせると、上から右を4発たたみ掛けた。
「引退試合は日本で」との意向を持つシウバに進退の質問が飛んだが、「健康状態もいいし、ここで仕事をやめるつもりはない」と否定した。会見でマーク・フィッシャーUFCアジアマーケティングディレクターは「来年また会いましょう」と日本開催を示唆したが、ファンはシウバの戦いを望んでいるはずだ。