大鵬孫・納谷が初練習 初代虎から絶賛
大相撲の元横綱大鵬の納谷幸喜さん(享年72)の孫で、元関脇貴闘力の鎌苅忠茂氏を父に持つ納谷幸男(18)が18日、初代タイガーマスクの佐山サトルが総監を務める掣圏真陰流興義館に入門し、都内で約1時間の初練習を行った。総合格闘家を目指す納谷は打撃や寝技などを指導され、重いミドルを放つなど非凡な才能を披露。佐山から「すごい」と絶賛された。
身長196センチ、体重120キロ。成長し続ける体格は祖父と父譲りだ。父と佐山が親しく、自身も格闘技好きだったため、昨夏に佐山に入門を申し出た。尊敬する人に佐山と祖父を挙げた納谷は「おじいちゃんは相撲の道に進んで欲しかったと思うけど、最後に“やるなら最後までやり通せ”と言われた。その言葉を胸にやっていきたい」と精進を誓った。
デビューなどは未定ながら、未来のUFC王者を目指す。22日のリアルジャパン後楽園大会ではセコンドを務める。