大橋会長、高山問題はJBCが判断
日本ボクシングコミッション(JBC)に引退届を出して活動している高山勝成が3月30日にメキシコで国際ボクシング連盟(IBF)ミニマム級王座を獲得したことの扱いについて、日本プロボクシング協会の大橋秀行会長(48)は1日、「JBCが対応すること。彼がJBCにライセンスを申請して、JBCがどう判断するか」と話した。
同会長は「敵地で王座を獲ったことは快挙」と評価する一方で、「我々はJBCの中で活動しているのだから、ライセンスがなければ日本の世界王者とは認められない」と明言した。また、高山がJBCに復帰する場合については、「ルールとしては、まず所属していた真正ジムに戻ってからライセンスを申請する。移籍するなら、その後」と説明した。
JBCは1日付でIBFと世界ボクシング機構(WBO)に加盟。同関係者は高山側からボクサーライセンスの再交付申請があれば、発行の可否を検討することを明らかにした。