「スターダム」（２９日、両国国技館）

　“グラレスラー”愛川ゆず季（２９）が２日、都内で会見し、２９日に両国国技館で行われる引退試合の相手が世IV虎（１９）に決まったと発表した。昨年１２月の引退発表時から心に決めていたライバルを指名した愛川は「デビュー時期がほとんど同じ。一緒に練習したし、戦ってスターダムを盛り上げた。（自身の引退後に）プロレスはもちろん、プロレス以外での活躍を期待している。私以上のアイドルになって欲しい」とエールを送った。

　もちろん、有終の美を飾るつもりだ。「ここ一番で着る」というゴールドビキニ姿の“ゆずポン”は「両国でも勝って、グラビアポーズを決めたい」と宣言した。一方、希望がかなった世IV虎は「ずっとコイツに負けたくないと思ってきた。スターダムは続いていく。未来ある自分が勝っていかないと」と“勝ち逃げ”阻止を誓った。

　また、愛川がワンダー・オブ・スターダム王座を返上したことが判明。２９日に安川悪斗（２６）とダーク・エンジェル（３４）が第２代王座を争う。８度防衛した白いベルトについて、愛川は「残念ながら愛媛の実家に飾れないけど、私がいた証しがスターダムに残る」と思いを明かした。