パノムルンレック、興毅の挑発無視する
「WBA世界バンタム級タイトルマッチ」(7日、ボディメーカーコロシアム)
王者の亀田興毅(亀田)に挑戦する同級8位のパノムルンレック・カイヤンハーダオジム(タイ)が4日、大阪市淀川区のアポロジムで練習を公開。駐車場でランニングした後、ミット打ちなどで約1時間にわたって汗を流した。
来日前、興毅に唯一の黒星をつけたポンサクレック(タイ)とトレーニングを行ったため、興毅対策はバッチリだ。スパーリングを50ラウンドこなし「よく動いた方がいい」と伝授された。さらには、リング外の行動も警戒済み。最近はあまりないが、興毅が挑発してきても「気にしないように」と“無視指令”を受けたことを明かした。
現在、妻が妊娠4カ月。「子どもにチャンピオンをプレゼントしたい」と意気込んだ。興毅も第2子が秋に誕生予定とあって、父の威厳をかけた戦いになりそうだ。