山中慎介、最強挑戦者を最終回TKO
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「WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(8日、両国国技館)
ボクシングのWBC世界バンタム級王者・山中慎介(帝拳)が、12回1分57秒TKOで同級1位のマルコム・ツニャカオ(真正、フィリピン)を破り、11年11月に獲得した王座の3度目の防衛に成功した。
山中は自慢の左ストレートで3回に2度のダウンを奪い、主導権をつかむ。12年ぶりとなる世界戦で2階級制覇を狙ったツニャカオの鋭いコンビネーションにも、下がることなく応戦し、最終回にワンツー2セットのラストの左ストレートで挑戦者を仕留めた。