プロレスラーの長州力（６１）が１０日、川崎市にある母校の専大レスリング部を約２０年ぶりに訪ね、後輩部員に実技指導をして激励。２０２０年以降の五輪競技存続へ向けてエールを交換した。
長州は、専大３年だった１９７２年のミュンヘン五輪にフリー９０キロ級の韓国代表として出場。五輪の価値は知り尽くしている。「日本がメダルを取れる種目だからね。栄勝も娘に素晴らしい教え方をしたなと思う」。栄勝とは五輪３連覇中の吉田沙保里（ＡＬＳＯＫ）の父で専大の１期後輩の吉田栄勝さん。身近な人たちが思い悩む姿を見て、じっとしていられなかった。竹田展大（のぶひろ）主将（４年）は「気落ちした時期もあったが、長州さんが来てくださり、また頑張ろうと思った」と感激していた。
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